【資金調達】クラウドファンディングで資金調達するの流れについて解説
クラウドファンディングには様々なプラットフォームがありますが、どこも基本的には同じような流れで資金を調達しています。
今回は、クラウドファンディングの一般的な流れをご説明します。
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、群衆(Crowd)と資金調達(Funding)を組み合わせた造語でインターネット上で不特定多数の人から資金を集める仕組みのことです。
個々の出資額がわずかな額でも、多くの人から出資を募ることでまとまった資金を得ることができます。利用するクラウドファンディング会社によって条件や手続きは異なりますが、資金の使い道は、新規事業の立ち上げや、ものづくり、社会貢献、新規商品のPRなどさまざまな用途があります。
クラウドファンディングで資金調達するの流れ
クラウドファンディングの掲載から入金、リターンの遂行までのプロセスを説明します。
クラウドファンディング運営サービスの検討
どのサービスを利用するのかを決めます。以下が代表的なクラウドファンディング運営サービスです。
- 「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」
- 「Kitchen Starter(キッチンスターター)」
- 「makuake (マクアケ)」
- 「READYFOR? (レディフォー?)」
日本を代表するクラウドファンディングサイト
日本初の飲食特化型クラウドファンディングプログラム
株式会社サイバーエージェントの運営サイト
日本で最初にリリースされたクラウドファンディングサイト
その他にも様々なクラウドファンディングサービスがありますので、自分の目的や内容に合ったサービスを検討しましょう。
プロジェクトの登録・投稿
利用したいサービスが決まりましたら、資金を調達した結果達成したい目的、内容などの必要事項を申請(登録・投稿)しましょう。申請のポイントは、しっかり相手に伝わるよう、申請書類の書き方を工夫することです。
具体的には、プロジェクトタイトル、目標金額、プロジェクト期間、自己紹介、プロジェクト内容などのプロジェクト基礎部分から、プロジェクトをしようと思った経緯や実現したい夢などのプロジェクトに対する想い、そして最後にリターンの内容などを登録・投稿していきます。
プロジェクトの審査
そして、クラウドファンディング運営会社による審査が入ります。審査期間は1週間以内というところもあれば、非公開のところも。また審査基準も、サイト内で公開されていたり、非公開だったりと各運営会社によって様々です。
プロジェクトの開始
審査を通過したらプロジェクトを公開し、いよいよ資金集め開始です。プロジェクトに載せる文章、写真などの素材、見せ方の工夫などによって、いくら集められるかが変わってきます。成功した他プロジェクトを参考にするなどして、念入りに準備しましょう。
情報拡散、閲覧者・支援者への活動報告
資金集めを成功させるコツは、まずはプロジェクトの閲覧者を増やすことです。ご自身や活動などをSNSで情報を告知したりして、どんどんPRしましょう。
さらに、こまめに途中経過を報告するなどして、見ている方が「支援したくなる」仕組みをつくることが大切です。プロジェクトを公開しただけで安心せずに、目標金額の達成まで根気強く、支援者や支援金額を増やす取り組みを続けていきましょう。
プロジェクトの終了
目標金額を達成した場合には、そのネットサービスの手数料を差し引かれた金額がご自身の口座に振り込まれます。一方、目標金額を達成しなかった場合は、「未達成」として支援金は支援者に返金され、プロジェクトは終了します。
支援者へお礼
クラウドファンディングでは、プロジェクトが終了した後のフォローもとても大事です。事前にネット上などで約束した「支援者特典」があるならば、それを実行しなければいけません。
また、それ以外にも、獲得した支援金で着実に目標を達成している姿を継続的に報告する、お礼のメールや手紙を送る、承諾を得た上で支援者一覧に名前を掲載するなど、できることは色々とあります。
支援者たちは、出資を通して具体的なモノが欲しいというより、「支援の成果」や「支援を通じたつながり」を得たいという動機で支援していることが多いのです。立つ鳥跡を濁さずではないですが、失敗しても成功しても支援者は今後の顧客になりうる方々ですので、最後までフォローをしましょう。
まとめ
クラウドファンディング流れについて説明していきました。
クラウドファンディングは敷居の高いものではなく、誰でも簡単に掲載し、スタートさせることができます。自分の夢の実現を可能にするものですし、支援者による反応を見ることが出来るのがクラウドファンディングです。あなたに合ったクラウドファンディングサイトを探してみましょう。