資金調達に関するノウハウを提供する情報メディア

フリーランスにおススメの資金調達方法7選をご紹介


近年、個人で仕事を請け負う人が増加しており、フリーランスという仕事の形態も急速に普及してきています。そんな中で資金繰りで苦しむフリーランスの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、フリーランスにおススメの資金調達方法をご紹介していきます。

そもそもフリーランスとは?

フリーランスとは、会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約する人のことです。おもにライターやカメラマン、デザイナー、プログラマーなどの職種において、個人で仕事をしている人のことを指すことが多く、自分の才覚などで仕事をしている人といえるでしょう

【無料】資金調達相談会を実施しています。資金調達相談会申し込みはこちらから。

フリーランスにおススメの資金調達方法7選

ここからは、フリーランスにおススメの資金調達方法を7つご紹介します。

①日本政策金融公庫

日本政策金融公庫とは、2008年10月1日に、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、国際協力銀行の4つの金融機関が統合して発足した100%政府出資の政策金融機関です。全国に支店網があり、固定金利での融資や、長期の返済が可能など、民間の金融機関より有利な融資制度が多く、設立間もない法人やこれから事業を始めようとする人であっても、融資を受けやすいのが特徴です。

一般的な中小企業に関係する事業は、国民生活事業になり、国民生活事業は事業資金の融資がメイン業務で、融資先数は88万先にのぼり、1先あたりの平均融資残高は698万円と小口融資が主体です。融資先の約9割が従業者9人以下であり、約半数が個人企業です。サラリーマンには馴染みではないですが、理由として、銀行のように口座はなく、貸付のみだからになります。

②信用保証協会の保証付融資

信用保証協会の保証付融資とは、融資を受ける際に信用保証協会から債務保証をしてもらうというものです。信用保証協会とは、中小企業の資金調達を円滑にすることを目的に「信用保証協会法」に基づき設立された公的機関です。信用保証協会が事業者の債務を保証することで、金融機関が回収不能のリスクを負わなくて済むようになるので、事業者としては融資を受けやすくなります。

原則として保証人・担保を必要としないのみならず、既存の融資に保証付融資が加わることで融資額の拡大が見込めるのも特長と言えるでしょう。ただこの仕組みは保険とは異なるので代位弁済があっても借入金自体は残ることや、協会の保証があるからといって必ずしも融資を受けられるわけではないということは注意すべき点です。

③ファクタリング

ファクタリングは、未払いの売掛債権をファクタリング業者に売却することで、売掛金を早期に現金化できる仕組みです。他の資金調法に比べ入金までがかなり速く、契約がオンラインで完結するサービスも多いなど、より手軽な資金調達法といえます。また、ファクタリングは融資(借入)ではなく、請求書の売買契約の元に成り立つため、金利が発生しないことも特徴の一つです。

④ビジネスローン

融資の受けやすさを考えた場合には、ビジネスローンが役立ちます。ノンバンク系の金融機関の商品であることが多いビジネスローンは、融資を受けたお金を事業資金として利用することができるカードローンの様な商品です。ビジネスローンの中には、インターネット上で申し込みや手続きができるものや、カードを使ってコンビニATMから借入ができる商品もあり、利便性の高さは一般向けのカードローンに引けを取りません。しかし設定される限度額が数十万円程度であることが多いのと、金利が高い(10%から15%程度)という点には注意が必要です。

⑤信用金庫

銀行融資が難しい場合、信用金庫で検討するのもありです。イメージ的には銀行と同じ様な厳しさで審査が行われると思われがちですが、信用金庫は銀行よりも個人事業主様やフリーランス様に対して融資を積極的に行っています。ただ銀行と比較すると若干ですが金利が高い傾向がありますので、その点を考慮して検討しましょう。

⑥クラウドファンディング

クラウドファンディングもフリーランスの資金調達の方法としては有効です。例えば、新商品や新サービスを開発した際、市場でどれくらい受け入れられるのかわかりかねる時があります。その際、クラウドファンディングで事前に購入希望者を募り、必要資金を集めることでリスクを抑えて新商品・サービスを開発することができます。

クラウドファンディングにも様々な種類があり、社会貢献を目的としたプロジェクトが多く集まるものもあれば、Makuake(マクアケ)のように新商品やサービスへの賛同を募るものもあります。日本最初・日本最大のクラウドファンディングサービスReadyforも事業開始前のサービス・商品の需要調査(プレマーケティング)として活用可能です。

⑦親族や知人からの借り入れ

開業時の資金調達方法としてまず、真っ先に思いつくのが親族、友人・知人からの借入です。いくら近い間柄とは言え、お金を貸す側の心理としては複雑なものです。また、後々トラブルになりやすい資金調達法でもあるため、甘えてしまわないよう入念な説明と借用書などを交わすなど、お互いが納得のいく取り決めをしっかりとしておきましょう。

まとめ


いかがでしたでしょうか?今回は、フリーランスにおススメの資金調達方法をご紹介しました。

フリーランスが資金調達をするのであれば、日本政策金融公庫への申込みが第一候補になるでしょう。そして融資以外の選択肢としては、請求書をお持ちであればファクタリングがおすすめです。日本政策金融公庫とファクタリングという2つの資金調達方法が、フリーランスの資金繰りの強い味方となってくれます。

【無料】起業相談会を実施しています。起業相談会申し込みはこちらから。
記事のお問い合わせは
下記メールアドレスにてお問合せください。

株式会社ベクターホールディングス
kigyou@vector.co.jp

カテゴリー

タグ

おすすめ記事

起業・開業 情報サイト
飲食開業 情報サイト
Vectorソフト販売サイト
Vector PCショップ
LINE公式追加はこちら
公式Twitter始めました