カードローンの特徴について解説
カードローンは大まかに分けると「消費者金融」「銀行系」の2つに分かれます。消費者金融はカードローン専業で、銀行系は銀行が提供するカードローンになります。
今回は、それぞれのカードローンの特徴について解説していきます。
「消費者金融」「銀行系」の特徴
上記でもお知らせしましたが、カードローンは大まかに分けると「消費者金融」「銀行系」の2つに分かれます。
大手消費者金融としては、アイフル・アコム・プロミス・レイクALSA・SMBCモビットの5社が挙げられます。アイフル・アコム・SMBCモビットの限度額は最大800万円。大型融資をご希望の方にはうれしい限りです。またアコムやプロミスでは、金融機関によっては24時間365日、いつでも即時振込での融資を受けることができます。
銀行系について、3大メガバンクも、銀行カードローンを展開しています。それが、三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)・みずほ銀行カードローン・三井住友銀行カードローンです。いずれも上限金利は14%台で、消費者金融と比較するとさすがの低金利です。これらの銀行口座を持っている方であれば、自分の口座がある銀行のカードローンを選んでもよいでしょう。振込キャッシングが利用できるなど、利便性が高くなる場合があります。
以下で「消費者金融」「銀行系」のそれぞれの特徴をお知らせします。
- 融資までにかかる時間が銀行系と比べて、短い
- 無利息期間など、サービスが充実している
- 最低月1,000円の返済でOK(商品によって提供サービスは異なる)
- 自動契約機が多数あり、夜でも契約が可能(商品によって提供サービスは異なる)
- 金利が銀行系と比べて、やや高い
便利で使いやすい反面、金利がやや高いというのが、消費者金融の特徴です。
- 融資までに時間がかかり、数日かかる場合も多い
- 各社独自のサービスはあまりない
- 最低月1万円の返済(商品によって提供サービスは異なる)
- 窓口に合わせて、審査受付の時間は昼まで(商品によって提供サービスは異なる)
- 消費者金融と比べて、金利がやや低い
- 消費者金融と比べて、審査が厳しい
多額を低金利で借りられる反面、時間がかかり、審査も通過しづらいというのが、銀行系の特徴です。
クレジットカードのキャッシングとどう違うのか?
ほとんどのクレジットカードにはキャッシング機能が付帯しており、それを使って借入や返済をすることができます。お金を借りることができるサービスとしては、カードローンとほぼ同じと考えていいでしょう。ただし、サービスの中身については若干の違いがあります。それは、金利と利用限度額です。
一般的にカードローンは、クレジットカードに付帯するキャッシングに比べて、金利が低めに設定されています。そのため、長期間利用することを考えている場合は、カードローンのほうがお得になります。また、カードローンの利用限度額は、10万円から最大1,000万円まで設定しているところもあり、条件によっては非常に大きな額を借入れることができます。
一方、クレジットカードのキャッシング枠は、概ね10万円から100万円程度まで。まとまったお金が必要な場合は、カードローンを利用したほうがいいでしょう。
まとめ
カードローンは、無担保でお申し込みが可能、使い道が自由、何度でも借入をすることができるというメリットがあります。しかし便利であるがゆえに、つい借りすぎてしまうといったケースもあるでしょう。
返済額には利息が加算されていきます。まとまったお金を借入れる際は、後で返済に困ることのないようにしてください。カードローンは、契約条件や返済スケジュールなどをきちんと検討したうえで、無理なく上手に利用しましょう。