【中小機構】IT導入補助金「セキュリティ対策枠」を新設・公募開始

中小機構は31日、「サービス等生産性向上IT導入支援事業」（IT導入補助金）について、「セキュリティ対策推進枠」を新設、公募を始めたと発表した。情報処理推進機構（IPA）が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているいずれかのサービスを導入する際に、当該サービス利用料（最大2年分）の2分の1を補助する。補助上限額は100万円。

新設した「セキュリティ対策推進枠」は、サイバー攻撃が原因で事業継続が困難となる事態を回避するとともに、サプライチェーン（供給網）が分断され物資やサービスの安定供給に支障が生じるのを防ぐのが狙い。サイバーセキュリティお助け隊サービスは、自社サーバーの異常監視や、サイバー攻撃を受けた際の初動対応支援、被害を受けた場合の簡易保険など、中小企業に必要な対策をワンパッケージにまとめた商品で、現在12種類が商品化されている。

IT導入補助金はこのほか、「通常枠（A・B類型）」と「デジタル化基盤導入枠（デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型）」があり、すでに公募を開始している。

【中小機構】IT導入補助金「セキュリティ対策枠」を新設・公募開始　詳細はこちらから