資金調達情報 2022年5月1日
【厚生労働省】設備投資と賃上げに助成金
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厚生労働省は中小企業・小規模事業者の生産性向上と、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引き上げを支援する「業務改善助成金」の申請受付を始めた。助成額は賃金引上げ額、引き上げる労働者数によって変わり、上限額は600万円。助成率は事業場内最低賃金900円未満が5分の4、同900円以上は4分の3。2023年1月31日まで申請を受け付けるが、予算の範囲内で募集を終了する場合がある。
助成対象は(1)事業場内最低賃金と地位別最低賃金の差額が30円以内(2)事業場規模100人以下—が条件。生産性向上のための設備投資(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)を行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成する。助成上限額は例えば、引上げ額が30円以上45円未満で、労働者が2~3人の場合は50万円、90円以上4~6人の場合で同270万円となる。
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